アメコミもぐもぐ

アメコミ好きの大学生が感想を書くブログです。

今年を振り返る

このブログを立ち上げて初めての記事を書いたのが今年の五月九日、それから約半年が経ち、当ブログ初めての年の瀬を迎えております。今回はとりあえず半年やってみて自分が思ったことや書いておきたいことをまとめると同時に、そういえばブログを書き始めるに至ったきっかけや書く際に意識しているルールなんかについても触れたことがないのでこの機会に書いておこうと思います。

最初の自己紹介にも書いてはいるのですが、筆者は今年大学生になった者で、アメコミは趣味で約五年ほど前から読んでいます。大学に入学してから年齢は自分と変わらないのにスポーツやら勉強やら様々なことに熱中する人と何人も出会い、自分も何か生産性のある事をしようと考えて思いついたのが飽き性な自分が唯一ずっと続けて読んでいるアメコミの感想を書いてブログにしようということでした。最初は広大なインターネットの海の中でまさかこんな末端の無人島みたいなブログにたどり着く人はいないだろうと思い半分自分用の備忘録として始めたのですが、意外にも月に数名の方が読んでくださっているみたいで我ながらすごく驚いています。日頃ここに訪れてくださっている読者の皆様、ありがとうございます。今後も今までのような形でアメコミの感想はもちろん、気になったものがあればほかのジャンルの感想も書いていきたいと思っているので、稚拙な文章ではありますが皆様の暇つぶしになれば幸いです。

今まで明確に触れたことはなかったのですが記事を書く時に実は自分で決めたルールがあるので、これもこの際に説明しておきたいと思います。というのもアメコミの紹介ってキャラクター、コミック誌名、ライターやアーティストなど、やたら外国語の固有名詞が出てきてしまうのでうまく書き分けないと自分でもよくわからなくなるくらいややこしくなってしまいます。なので当ブログではキャラクターはカタカナ、コミックの誌名やクリエイターと出版社の名前は英語で書くようにしています。例えば、Donny CatesとRyan Stegmanが担当してヴェノムというヒーローが主人公のVenomというコミック、ということです。実際に書き始めてみるとカタカナと英語が混在していてさらに読みにくくなってしまった気もするのですが、全体の統一性も意識してしばらくはこの形でやっていこうと思います。またキャラクターの日本語表記に関してですが、映画やカートゥーン作品に登場するものはできるだけそこで呼ばれた公式の表記で書いていこうと思っています。中には実際の発音と結構違うものもありますが、わかりやすさ重視でこの表記で続けていこうと思っています。

さて、とりあえず約半年アメコミの感想を書いてきてみたわけなんですが、まずやってよかったというのが第一の感想です。普段アメコミを読んで確かに面白かった、つまらなかった、ここがよかったくらいの感想は持つものの、実際にそれをまとめて考えてみるだとかはしませんでした。昔読んだコミックのページを久々にめくってみても、漠然と面白かったかつまらなかったかくらいの感想は思い出すものの、詳しい印象まで思い出せることってあんまりないんですよね。なので感想を文字に起こして記録してみると読んだ直後の自分のごちゃごちゃした頭の中もすっきりするし、後日自分が昔思ったことを思い返すときにもすごく助かります。自分からの視点だけでもメリットしかないのでブログを書き始めたことは正解でしかなかったです。

いったんブログに関することは書けたので、ちょっと今年のアメコミ生活についてもまとめたいなと思います。まず今年の反省なのは、ほとんどMarvelのコミックしか読んでないなと。普段から一社に絞って読んでいるわけではないのですが、何となく読みたいと思ったタイトルがほとんどMarvelだったんですよね。来年はDCの新しいイベント、5Gなんかもうわさされてたり、大好きなアーティストのChris Samneeが担当するImage Comicsの新作も出るらしいので、もっと視野を広くしてアメコミを楽しんでいきたいなと思ってます。

そんなうえで今年一番面白かったコミックはというと、自分が読んだ中では三十周年を迎えて豪華なハードカバー版として発売されたSilver Surfer: Parableでした。詳しくは感想記事に書いたのですが、Moebiusの描くときに美しく、時に異質な世界とStan Leeの紡ぐシンプルながらきれいにつながった物語はまさに完璧でした。大御所中の大御所である作家陣の名前に負けない、素晴らしい作品だったので、気になっている方には強くお勧めしたいです。

今年連載されていたコミックという観点なら、一月から始まって今月十二月に終わる、まさに今年を駆け抜けたといってもいいようなGuardians of the Galaxyがすごく印象に残っています。何を隠そう筆者が一番好きなMarvelのキャラクターがガーディアンズ・オブ・ギャラクシーなので、そんな彼らの物語を今が旬のDonny Catesが担当するというニュースに衝撃を覚えた記憶が今でも残っています。宇宙で闘うヒーローたちが一同に会した見開きから始まり、七月にはこれまで意味深に現状が隠されていたロケットが死に直面しているといった衝撃の展開が明かされるなど、一年通して話題に富んだタイトルだったなと思います。もうすぐ出る最終話の#12はGuardians of the Galaxyだけでなく、今までのDonny Catesの書いた作品群のフィナーレとなる話になるらしいので当然Catesの大ファンとしてはめちゃくちゃ楽しみですし、最後の最後まで盛り上げてくれる面白い作品だなと改めて思います。

今年はブログを始めて、改めてアメコミと向き合って感想を書いてみるという結構チャレンジングな年だったなという印象ですが、もっといろんなコミックを読んで紹介したいと思ってますので来年もよろしくお願いします。

 

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Guardians of the Galaxy by Donny Cates Vol. 2: Faithless

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